Care Guide
ケアガイド
【 取扱い上の注意点 】
・ジュエリーは繊細に作られています。
強い衝撃や圧力は破損の原因となりますので、運動時や就寝時はお外しください。
・水分・汗・化粧品・香水は変色や劣化の原因となることがあります。
ご使用後は柔らかい布で軽く拭き、乾いた環境で保管してください。
・サウナやスキー場など、高温・極寒の環境では火傷や凍傷の恐れがあります。
着用をお控えください。
・体質によって、かゆみ・かぶれを生じる場合があります。
皮膚に異常を感じた際はただちに使用を中止し、専門医にご相談ください。
【 お手入れについて 】
ご使用後は柔らかい布で水分や汚れをやさしく拭き取ってください。
ジュエリーは空気中の成分と反応して変色しやすくなります。
未使用時は湿気が少なく、直射日光の当たらない場所で保管してください。
ジュエリーケースや密閉容器に入れておくと、より長く美しさを保てます。
【 地金ごとの注意点 】
■ SV925
シルバーは空気中の硫黄や汗・皮脂などと反応し、くすみや変色が生じることがあります。
変色が気になる場合は、研磨剤入りのシルバークロスで優しく磨いたあと、柔らかい布で拭いてください。
天然石などを使用している場合は、その部分を避けてご使用ください。
※上記のケアはシルバー素材のみ対象です。
ゴールドコーティングや燻加工の商品には使用しないでください。
また、シルバー特有のくすみや色の変化は、時間とともに生まれる表情としてお楽しみいただけます。
■ コーティング製品
表面のコーティングは摩擦や衝撃により徐々に薄くなります。
強い擦れや研磨剤入りのクロスは避けてください。
使用後は柔らかい布で軽く拭き、袋やケースに入れて単品で保管いただくと長持ちします。
■ K10 / K18 / プラチナ
皮脂や汗などによる変色には強い素材ですが、長期間放置すると酸化によりくすむ場合があります。
他のジュエリーと触れ合うと傷がつきやすいため、分けて保管してください。
【 天然素材ごとの注意点 】
■ ルビー・サファイア・ダイヤモンド
硬度が高く日常使いに適していますが、強い衝撃で欠けることがあります。
落下や打ち付けにご注意ください。
■ クォーツ系(アメジスト・シトリン・ロッククリスタルなど)
紫外線に長時間さらされると色あせることがあります。
直射日光の当たる場所での保管はお避けください。
■ オパール
含水鉱物のため、乾燥や急激な温度変化に弱く、ひび割れや変色の原因となります。
長時間の直射日光やエアコンの風が直接当たる環境は避けてください。
水や洗剤、化学薬品にも弱いため、使用後は柔らかい布で軽く拭いて保管してください。
■ パール
有機質素材のため、酸・アルカリ・汗・化粧品に弱くデリケートです。
使用後は柔らかい布でやさしく拭いてください。
他のジュエリーと触れると傷がつきやすいため、個別に保管してください。
■ 琥珀
軽く柔らかい素材のため、傷や摩耗にご注意ください。
アルコール・香水・整髪料などの化学薬品に弱いため、使用前にお付けください。
琥珀は柔らかく繊細な素材のため、高温や溶剤(アルコール等)との接触は避けてください。
■ 化石
一点ごとに性質が異なる繊細な素材です。
強い衝撃や水分を避け、乾いた柔らかい布で軽く拭いてください。
経年による風合いの変化も、その個体が持つ時間の表情としてお楽しみください。
【 超音波洗浄機について 】
超音波洗浄機は、短時間で汚れを落とす便利な器具ですが、
素材によっては振動や熱によってダメージを受けることがあります。
ご使用前に、下記の一覧表をご確認ください。
| 素材 | 使用可否 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| ルビー・サファイア・ダイヤモンド | ◯ 使用可 | いずれも硬度が非常に高く安定した鉱物のため基本的に問題なし。ただしインクルージョンが多い天然石はまれに亀裂の拡大リスクあり。 |
| クォーツ系(アメジスト・シトリン・ロッククリスタルなど) | △ 条件付き | 鉱物自体は比較的安定だが、内部に液体包有物を含む場合は破裂の可能性あり。短時間・低出力での使用に限る。 |
| オパール | × 不可 | 含水鉱物のため振動や温度変化でひび割れ・脱水による白濁が起こる可能性がある。 |
| パール(真珠) | × 不可 | 有機質の層構造のため振動で剥離・割れ・光沢損失を起こす恐れがある。水分・熱にも弱い。 |
| 琥珀(アンバー) | × 不可 | 樹脂起源の有機物で非常に柔らかく、振動や熱で亀裂・曇り・白化が起こりやすい。 |
| 化石 | × 不可 | 置換鉱物や母岩が脆く、接着部や結晶層が振動で剥離・欠損する可能性が高い。 |